いってきま~す

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今日は昨日から徹夜して、前回やったバイトと同じ会社から頼まれて「三ツ沢競技場」でイベントのバイトをしてきました。前回よりは地味なイベントで客(ガキンチョ)は3000人くらいいたくせして、仕事をする人間(バイトも含めて)はほとんどいませんでした。全部で10人くらいだった気がする。そのおかげでかなり疲れました。ラクチンといえばラクチンだったのですが、やっぱり睡眠不足が祟ったようです。

朝7時に集合だったので、5時頃自宅を出ました。そして、三ツ沢上町のセブンイレブンでコンビニ弁当を買って、コンビニの前にあるベンチのようなところで、まだ日も出ぬ寒い中弁当をかっくらいました。寂しい雰囲気につつまれましたが、これはこれで滅多にないことのような気がするので良しとしましょう。

バイトの帰りは電車で爆睡してしまい、長津田で下りなければいけないところを、起きたら橋本までいってしまい、泣く泣く引き返してきました。電車で乗り過ごすのはホント何年かぶりで、一人で赤面してしまいました。そして、おうちにつくと再び爆睡。起きたのは11時のことでした。

じゃね。

★★★★★★★★

ということで、前々からお知らせしていた通り、僕は明日(すでに今日なんだけど)からパキスタンに行って参ります。なので、明日からの日記はお休みになります。1/17から再開しますのでそれまでしばしお待ち下さいね。

この日記もだいぶ読者が増えたようで、いろいろ感想をいただきます。なので、日記をお休みするのはとてもとても心苦しいのですが(笑)、お土産を沢山もって帰ってきます。HPの「キリ番プレゼント」用のアイテムも何か買ってくる予定です。こうご期待。

「無言の帰宅」にならぬように気をつけます。では、いってきま~~す!

★★★★★★★★

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髪を切った女の子の気持ち

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僕は人間を観察して、その人の見た目、仕草、口調なんかを覚えるのが好きな人間です。例えば、女の子が髪を切ったのを見て「あっ、髪切ったんだ・・・」といちはやく言う。それが例え1cmであろうと、1mmであろうと、1ミクロンであろうと(笑)。女性って何故かそう言うわれるのが嬉しいらしく、大抵驚くか、喜ぶ。こういった小技で女の子から好感度アップを日々勤めているのだ(笑)(笑)。

しかし、相手が喜ぶからそうするだけで、別に相手が髪を切ろうが切るまいがおいらには関係ない。それよりも、どうしてそのように言われると喜ぶかが僕にはイマイチ謎だった。やっぱり、男よりも見た目に関しては重要視しているのだろうと思うけど、単にそれだけでもない気がする。女の子は「髪切ったね!」と言われることよりも「相手に気づかれた」ということの方、つまり、普段から自分が見られているということが嬉しいのだと思う。

というわけで、先日僕は髪を切った。かなり長くなっていて襟足なんかは「田村正和」以上だし、前髪も余裕で口に入るくらい長かった。丁度ジャンヌ・ダルクを見たというのもあって、思い切って中世の貴族風(お椀型)くらいにしようかと思って散髪を試みた。

ジャンヌ・ダルクとまでは行かなかったが、かなり髪を切った。ここまで髪を短くしたのは久しぶり・・・というくらい。他の人にしてみれば、まだまだ長いレベルだと思うけど、普段から僕を知っている人は「随分切ったね・・・」と言われるくらい切ったと思ってた・・・・。

しかし・・・・・一週間近くたっても誰も気づかない。ものの見事に。筧だけは昨日「髪切ったんだね」と言ってたが、それは28日の飲み会の時に「髪を切る!!」と僕が猛烈な勢いで宣言していたからだと思う。まったく、白紙の状態から気づいたのではないと思われる。

髪を切ってから会った人間は、父、母、弟、あすき、長尾、神垣、筧、などなど総勢10人くらいはいると思う。その10人が10人とも(まぁ、筧は除いたとしても9人以上)は気づいていないということになる。

そんなに男(または普通の人)が普段から人を気にしているか・・・というとそうではないことはわかっている。もちろん、自分が周りの気を引くほどかっこよくないこともわかっている。それでも、やっぱ自分が「切ったなぁ・・・今回は!」と思っているのに誰も気づいてないのはちょっと悲しくなった(笑)。なにも、1、2cmくらいしか切ってない髪に気づけと言っているわけではないんだから。別に僕からの好感度が上がっても嬉しくないかもしれないけど、一言くらい言ってくれてもいいじゃないか。今では意地になって、髪を切ったことは自分から言わないようにしている。ちなみに、おとといくらいかなりのびていた無精髭を剃った。これは結構いろんな人が気づく。髪と髭・・・・どう違うのだろうか?同じ体毛でも前面と上部にあるのとではここまで違うのだろうか。僕のイメージが無精髭といことになっているのだろうか・・・・。

ということで、髪を切ったことを誰が最初に気づいてくれるか。それを心から期待して日々を過ごすことにする。きっと、僕はその人のことをきっともの凄く好きになってしまうであろう(笑)。

あっ、ちなみに、この日記を読んだ人がわざとらしく言うのはダメだよ。あしからずぅぅぅぅ~だ!

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映画【闇鍋~それは原宿のかほり~】撮影中止の謎

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【序章】

12月末よりクランクインしていた映画【闇鍋~それは原宿のかほり~】が謎の中止となったことはまだみなの記憶に新しいことであろう。ほぼ完成間際であったにもかかわらず、なぜ撮影を中止したのか?その時の状況を収録が済んでいた映像、資料として残した写真、音声からその謎に迫っていく。この映画の制作者の名や情報を下に記す。

監督・総指揮・・・Jean Cocteau
助監督・・・・・・aquica・あすき
友情出演・・・・・gao
音楽・・・・・・・坂本龍一
制作費用・・・・・5500円前後

【第一章-制作準備 in マルエツ-】

制作者側のスケジュールの折り合いがつかず、予定を大幅にずれたが4時過ぎたころJean Cocteau、aquica、あすきの三名が集まった。当初制作参加をする予定であったム~ニ~は都合により参加断念。gao氏も映画【卒論】の制作という大仕事が滞っていたために制作参加はできなくなった。不安を予感させたまま集まった三人は制作に取りかかることとなってしまった。

マルエツでの制作準備は最初三人一緒に行動することで行われたが、これは第二章で紹介することとなる映画【チゲ鍋】の出演依頼の時だけであって、映画【闇鍋】に関しては各々の考えと目論見の元三人バラバラで出演者依頼をすることにする。三人が三人とも映画【闇鍋】に対する意気込みの凄さを知ることができよう。

Jean Cocteauの調査によりあすき氏が向かった先は「お菓子売場」という出演者たちの控え室であった。aquica氏に関しては謎で、最初に見かけたときには何故か制作には関係ない「ジュース売場」という控え室にいた。三人は探索中に会うと各々の野心のためか買ってきた出演者たちを後ろに隠しながら、笑顔ですれ違った。

【第二章-映画【チゲ鍋】-】

映画【闇鍋】を完成させる前に、彼らはベースとなる映画【チゲ鍋】を完成させねばならなかった。この【チゲ鍋】あっての【闇鍋】であって、彼らの技術と度胸では最初の段階から【闇鍋】を完成させることは不可能に近かったからだ。その意味では、映画【チゲ鍋】は映画【闇鍋】を成功させるための予備映画といっていいかもしれない。制作準備を行った「マルエツ」から撮影現場となる「Jean Cocteau邸」へと舞台をうつす。そして、助監督2人には【チゲ鍋】制作の下準備に取りかかってもらうため現場裏である「台所」で出演者たちと打ち合わせを行ってもらい、監督のJean Cocteauは【闇鍋】が実際に撮影される「Jean Cocteau’s room」の現場整理を行うという分担となった。

Jean Cocteauが現場整理を終え「台所」へ行くと、打ち合わせはすでに終わっていた。その助監督らの正確かつ迅速な行動は賞賛に価する。その傍らでそれらの動きを見守っていた「もも」と「こもも」も驚愕し、唖然とした様子で彼らを見つめていた。途中、aquica氏がどうやら出演者たちの台本チェック(今回の映画内ではそれを「つまみぐい」または「味見」呼んでいるのだが)をしているシーンもあった。

出演者たちとの打ち合わせ、現場にそれらを運びとりあえず撮影可能な状態になり第二段階は終了した。

出演者たちとの打ち合わせをする2人
出演者たちとの打ち合わせをする2人
唖然とする2人
唖然とする2人

【第三章-【チゲ鍋】クランクアップ-】

出演者たちと制作者側とが力をあわせたため、数時間で映画【チゲ鍋】は無事完成し、その上映も済ませることができた。制作に携わった三人はその完成度の高さに満足したようだった・・・・。さすがは、厳選された俳優たちであった。しかし、この時彼らはこの後に待ち受ける映画【闇鍋】による壮絶なかつ凄惨な世界など知る由もなかった・・。

【チゲ鍋】出演者たちで一枚
【チゲ鍋】出演者たちで一枚
映画【チゲ鍋】クランクアップ!
映画【チゲ鍋】クランクアップ!

映画【チゲ鍋】に満足した三人は、映画【闇鍋】の制作打ち合わせも兼ねて少々休憩をとることにする。あすき氏、aquica氏は疲れのためか睡魔が襲ってきたようで、生あくびをしたり、布団に潜ろうとまでした。その行動に活を入れるべく監督Jean Cocteauは叱咤する。彼の目は何かをつかんでいるかのように見え「余裕」さえ感じられたが、その目からはまた「無謀さ」・「浅はかさ」なども感じられた。

お疲れの助監督あすき氏
お疲れの助監督あすき氏
監督余裕の表情
監督余裕の表情

【第四章-gao登場-】

遅れて現場に到着したgao。その彼に三人の視線は冷たく突き刺さっていたが、彼が映画【チゲ鍋】の完成度の高さと俳優達たちの素晴らしさに盛大な拍手と絶賛の言葉で応えたのを見て三人の心の鎖は解け、新たな新メンバーのgaoを快く迎えることができた。内心、三人だけでの【闇鍋】制作に一抹の不安を拭い切れていなかった彼らはホッとしていたようにも見えた。

gaoは【闇鍋】制作のための強力な助っ人を連れてきてくれた。しかし、僕らにはその助っ人がが大きな助けとなるどころか、【闇鍋】の上映における僕らを苦しめる「悪魔」となってしまうことなど誰が予想できただろうか。

gao氏、映画【チゲ鍋に】釘付け!
gao氏、映画【チゲ鍋に】釘付け!
映画【チゲ鍋】上映終了
映画【チゲ鍋】上映終了

【第五章-映画【ブレア・ウィッチ・プロジェクト】(サレジアンバージョン)】

gao氏が映画【チゲ鍋】を鑑賞し終わったあと、再び打ち合わせを兼ねて、以前あすき、gao、Jean Cocteauの三人で制作した【ブレア・ウィッチ・プロジェクト】(サレジアンヴァージョン)を上映する。この映画は、三人のサレジアンが家庭用ビデオを携えてアメリカにまつわる様々な「伝説」「風聞」を調査しにいくというドキュメント映画だ。まだ、ごく少数の人々にしか見せていないが、これもまた完成度の高い映画だ。特に、「カーメル」の「波打ち際の泣く砂」伝説や「モニュメント・バレー」の「入ったら最後二度と戻ることのできない荒野」の話、さらにはアメリカ全土に渡って噂される「モーテル6のトイレがつまる謎」についての対処方など様々な切り口からアメリカを調査している。撮影は未熟でほとんど素人なカメラワークであるが、そのリアリティーから一度鑑賞することをお奨めしたい作品だ。

【第六章-【闇鍋】は原宿のかほり】

2本の映画を上映していろいろ参考を得た後、ついに映画【闇鍋】がクランクインする運びとなる。その制作過程と様子をを見やすさを考慮して箇条書きの形でしるす。

●第一章で書いた「各々が選んだ俳優」を各自用意し、現場から離れる。その際現場の電源は落としておく。
【闇鍋】の「闇」を表現するためである。

●現場外で四人で機材を運び込む順番を決める。その決め方は安易であるが、平等である「じゃんけん」にする。

●「じゃんけん」の結果、1、aquica氏2、gao氏3、あすき氏4、Jean Cocteau氏となる。

●各々が照明の落とされた撮影現場に入り、俳優たちを現場にスタンバイさせる。これを4回繰り返す。

●Jean Cocteauがスタンバイさせた後、後の資料とするために写真に収める。秘蔵写真を下に載せる。

問題の映画【闇鍋】
問題の映画【闇鍋】
無秩序な俳優たち
無秩序な俳優たち

●四人が選んだ俳優たちのスタンバイが終了したあと撮影現場に入る。
現場は壮絶な空気(臭気とも呼ぶ)が漂っていた。あまりに壮絶な空気だったためか四人とも吐き気を催す。照明を落としているため四人とも周囲の状況が読めず、三半規管が狂っていたのかもしれない・・・。そんな中誰かがつぶやく・・・・「原宿のかほり・・・」・・・・と。この壮絶な空気の中で出てきたこの言葉は妙に今回の映画にはまっていて、すぐさま映画のサブタイトルとなった。
(作者注:実際にその場にいたわけではにので、正確なことはわからないが、どうやらこの「かほり」とはそのときの現場の雰囲気が原宿を歩いているときに漂う「クレープ」(生クリームとバナナとチョコレート)の匂いに例えることができると言うところからでてきた「比喩」(あくまでも比喩)らしい。

●それぞれが役割分担に別れ配置につく。
配置についた途端、それまでの空気(臭気ともいう)はより一層強まる。すでに、まともに動けない状態だ。例えるなら、そう・・・・「金縛り」である。四人ともすでにこの映画の恐ろしさを身重って感じていた。そのことは口を開かずとも各々のオーラから全員感じる事ができた。

●Jean Cocteauが監督として俳優たちをいじる(かき混ぜるとも言う)。
これ以上の空気はないと思っていた一同はさらに驚く!もうその空気はすでにこの世のものとは思えない壮絶さであった。緊張感のあまりか四人の中に悲鳴とも呼べるようなうなり声が木霊していた。

●再びジャンケンをして、撮影用の機材を手助けする(相手の皿に盛ると現場では言う)パートナーを決める。
結果、Jean Cocteau氏・gao氏、aquica氏・あすき氏がパートナーとなる。

●お互いに手助けをしあう。(相手の皿に盛ると現場では言う)
まず、Jean Cocteauがgao氏の手助けを思う存分行う(例えるなら、お玉二杯分ちょっと)。そして、そのお返しなのかgao氏は愛情をたっぷりと込めて、Jean Cocteau氏に大量(?)の手助け行う。Jean Cocteauはあまりの手助けに呆気にとられる。暗闇でもその手助けの多さは判別できたと後に語っていた。次ぎに、aquica氏があすき氏に手助けする。なかなかの手助け具合。適度であったと思われる。あすき氏からaquica氏の手助け。彼は女性には厳しいのか、それとも彼女の成長を思ってなのか、少量の手助けしかしなかった。しかし、その意図を汲み取ったのかaquica氏は笑顔でそれに応えた。

Jean Cocteauに手助けするgao氏と緊張のあまり顔を覆ってしまったaquica氏
Jean Cocteauに手助けするgao氏と緊張のあまり顔を覆ってしまったaquica氏

●機材の準備も終わり、ついに撮影にはいる。(作者注:この時点でまだ照明は落としたままです)
そのとき撮影現場に木霊した言葉を傍らにおいてあった「DAT」から編集・・・。

「うおぉぉぉぉ~~。くっせ~~~。なにごとだよ!!おえぇぇぇ~~!なんだよこれ!!ぐぇぇ~っ」
「これなんだよ。堅いぞ!!!なんだこれ??ぬぬ??おえっ!」
「バナナだ!!バナナ!!!この匂いは絶対バナナだ!!」
「きゃ~~~っつ!!」
「ははははは。ははははは。腹いてぇ・・・・ひ~ひ~」
「それにしても臭いぞ」
「何事だよ・・・・。うわぁぁ・・・臭せぇ・・・・そっち寄れねぇ・・・・!!」
(作者注:一部意味の分からない発言がありますが、このときの緊迫した空気が伝わってきます。吐き気を催すほどのようです。この映画に対する意気込みの強さといえるでしょう)

●照明をつける。
同じく「DAT」から編集・・・。
「なんだよこれ!!??魚入ってるぞぉ~~。まじぃぃ~~~」
「は~い、それ鰯の蒲焼き(作者注:どうやらaquica氏の声と思われる)
「愛が感じられないぞ!愛が!!」
「これキンダーサプライズじゃんかよぉ!!。おもちゃも一緒にいれるなよ!」
「・・・・・・ミカンの皮・・・・・すごい嫌な匂いだぞ!」
「みかんが一番まずい!」
「全然無秩序だ~~~!!」
「ホント、ミカンまずぅ~~」
「おれが入れたキャベツ太郎が一個もない!!」(作者注:Jean Cocteau氏の声)
「グミはグミ??」(作者注:あすき氏の声)
「鰯の蒲焼きのあと、他のもんくえねぇ!!!」(作者注:gao氏の声)
「うわぁ・・・・鍋底みか~~ん~~~~♪(中山美穂風に)」
(作者注:この映画に出演している俳優を叱咤激励している模様。ミカンと鰯の蒲焼きの演技が下手なことがわかる。そして、出演者全員がまったく調和していなく、無秩序な状態であることも判明)

黄色いのがキンダーサプライズのおまけ
黄色いのがキンダーサプライズのおまけ
すでにぼろぼろのイモパン
すでにぼろぼろのイモパン
ビックリマンチョコがアピール
ビックリマンチョコがアピール
撮影中の三人。この直後中止・・・。
撮影中の三人。この直後中止・・・。

【終章】

この後、制作者4人は出演者たちの無秩序さに辟易し、映画【闇鍋】はクランクアップ途中で投げ出された。現場に残された収録中止後出演者たちは見捨てられることとなった・・・・。

見捨てられた俳優たち
見捨てられた俳優たち

映画【チゲ鍋】と映画【闇鍋】の差をヒントに我々が考えうる中止の原因はやはり「出演者」たちの不調和からくる無秩序状態にあったと思われる。先に述べた通り、ミカン(またはミカンの皮)と鰯の蒲焼きらの演技が特にまずかったようである。そして、Jean Cocteau氏とgao氏が甘やかされた(または甘い)他の俳優たちが基本的に嫌いであったことも考えられる。制作者側の未熟さから集められた俳優たちは「甘やかされた(甘いでも可)」ものたちが多かったのだ。素人に良くありがちな配役だとも思われる。

また、グミとキャベツ太郎は他の俳優たちのなかで個性を出し切れず(キャベツ太郎に関してはソースのオーラで制作者にアピールしていたようだが)制作者たちにその存在を知らしめることができなかった。それが不幸か幸運かは別の問題として・・・・。

撮影現場の地盤も、脇役のチョコレート・生クリーム・イチゴクリームたちによって荒らされてしまったようだ。

制作者たちは、再び【闇鍋2】をクランクインする決意を固め現場を後にしたのであった。そう、今回の経験を生かし、彼らは確実に今回の【闇鍋】を上回る作品を作り上げることであろう。

【編集後記】

私がは制作者たちが現場から去ったあと、その場を訪れてみた。そこには、なんとも言えぬ空気(臭気)が漂っていて、そのときの状況が一筋の風となって私の中を吹き抜けていった・・・・。

秋風(臭風、しゅうふう)や兵(つわもの)どもが夢の跡・・・。(正樹)

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恐るべしイタリア!

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今日は年末の予定であった「イタリアのコース検討」が滞っていたので、僕の家に集まり打ち合わせをした。

すでに何冊ものイタリア関係の本を購入していたのでまずそれを読みつつ、行きたい都市を選ぶ。

最初から異常な程の町の名が上がった(全部で30個以上)が、本を読めば読むほどその町の名は増えていった。最終的には気持ちが悪くなるくらいの数が上がってしまい挫折・・・・。

康雄氏が当初の予定よりも大幅に遅れたため、筧氏とイタリアの歴史について盛り上がる。その後フランスや、ローマ帝国の話にまで発展し、またまた挫折・・・

なかなか進まない打ち合わせは康雄氏が来ても進むことはなかった。最初イマイチやる気が感じられなく「眠い・・・ちょっと休憩しよう」というセリフを連発していた筧氏がやる気を出したと思ったら、今度は来たばかりの康雄氏が「ロードランナーやろう・・・」(今日買ってきたらしい)と言い出す始末。強制的に写真集など見せて打ち合わせに持って行くが、イマイチ覇気がなかった・・・。

そして、ちょっと休憩・・・のつもりが筧氏の一言で麻雀に流れ込む。ちょっとだけという事だったが結局6時くらいまでやってしまい、打ち合わせは終了。今、康雄氏は今日のバイトのため寝ていて、筧氏は康雄が買ってきたゲームをやっている。僕はと言うとメール書きに、HPの更新といったところですね。

結局、今回の打ち合わせでわかったことは・・・
●打ち合わせは人の家でやってはいけない。ファミレスにでも行くべき
●イタリアはスペインよりもさらには日本よりも狭いくせに見所が多すぎる!恐るべしイタリア。尋常じゃないです。
●4人で打ち合わせはするべきではない。麻雀に突入するから。
●おそらくぎりぎりまでコースは決まらないであろう・・・。

こんなとこである。

ちなみに、最後に今回出てきた町名の一部ををあげてみると(興味ない人は飛ばしましょう)、

メラーノ、ボルツァーノ、コモ、アオスタ、トリノ、ミラノ、ヴェローナ、ヴェネツィア、フェッラーラ、ジェノバ、ボローニャ、ラヴェンナ、サン・マリーノ、ルッカ、ピサ、フィレンツェ、サン・ジャミーノ、シエナ、ペルージャ、アッシジ、オルヴィエート、ローマ、ヴァチカン、ナポリ、ポンペイ、シチリア、サルディーニャ、ドロミテ、パドヴァ、キォッジャ、パッサーノ・デル・グラッパ、ベルガモ、グッビオ・・・etc。

まだ、これでも3分の2くらいな気がする。絶対40日じゃ無理だっちゅ~の。むちゃくちゃ悩んでる。なんとかテーマを決めて見たいと思っている。いざとなったらいつでもいけそうなでかい都市ははずして、車などじゃなければ回れないようなところだけ回るかも知れない。

ということで、今日はこの辺で。

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Jeanne d’Arc

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今日は去年結局見ることができなかった「Jeanne d’Arc」を見に行った。その感想をば・・・。

基本的に映画を見る前に知識を入れることはしていかないのだが、前評判がなんとなく悪いというのを耳にしていたので期待はしていなかった。でも、監督がリュックベッソンだし、フィフス・エレメント以来僕の好みとなったミラ・ジョヴォヴィッチがでていたのでとりあえず興味はあった。

最初に感想を言ってしまうと「かなり面白かった!!」である。ライフ・イズ・ビューティフル以来の当たり映画となった。なんで前評価が酷評なのかが謎。まぁ、映画なんて好みの問題だから関係ない言えば関係ないのだけど。

戦闘シーンも気持ちよかったし、エリック・セラの音楽も映像にはまっていたし、ミラ・ジョヴォヴィッチも可愛い(さらにはかっこいい)し・・・・と特に問題はない。敢えて言えば映像を綺麗にするためか、いらない映像もあった気がするがそんなに気になる程度ではなかった。

戦闘シーンなんかは迂闊にも感動して武者震いしてしまった。あのCMでも使われている
「Follow Me!!!」のシーンはCMで見ていたにも関わらず感動した。

ジャンヌ・ダルクに関しては歴史が好きということもあって何冊か本を読んでいるし、史学を学ぶ学生ということもあって時代背景も普通の人よりもしっている。特に中世のヨーロッパは以前かなり呼んだことがあったのでそれもこの映画を楽しくさせた要因の一つである。だから、当時の教会勢力の圧倒的な強さや、フランス国王とイギリス国王、そして各諸侯との関係なんかも想像が付いて人よりは理解出来ていると思われる。

配役に関してはどれもヨカッタ。ミラ・ジョボビッチはジャンヌ・ダルクっぽさをよく演じていたと思うし、ジャンヌの良心(注:両親ではないです)であったダスティン・ホフマンもかっこよかった。その他ジャンヌの周りにいる兵士達もかなり味があって何度かしびれさせてくれるシーンもあった。しかし、一番気に入ったのは、俳優の名前はわからなかったが「ブルゴーニュ公」の佇まいが僕のイメージとぴったりで思わずにやり・・・としてまう。シャルル7世のダサダサさもイメージ通りであった。

ということで、この映画はオススメ。前回見た「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」よりは映画だけで見たら面白かった(その後の広がりは除いて)。星を付けるならば「★★★★☆」ってとこです。素直な人は素直に楽しめる映画です。是非ご覧下さい。

【おまけ】
映画中に嫌なことがあった。真後ろの客がジュースをこぼしたのに何も言ってこず、床に置いてあった鞄の底がカルピスまみれになりベトベトになってしまった。こぼしたコトは仕方ないとして、一言言ってくれれば済むことなのに・・・。「私は知らないよ」ってカンジでしらばっくれている態度には内心むちゃくちゃ腹が立った。常識を知らない人間はこの世でなによりも嫌いだ。

彼女、かっこよかった・・・
彼女、かっこよかった・・・
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