独白日記

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今日はお休みの日。昼くらいまでゆっくり寝ていた。起きるとすぐに本屋に行く。本屋を彷徨き、漫画2冊と歴史の本を買う。漫画は「SOMEDAY」という原秀則の漫画。就職活動を巡る漫画である。今日買ったので全巻(8巻)そろったのだが、最後の方はありきたりのパターンだったが、全体的にはおもしろ気がする。僕も就職活動をしていればこの漫画のようだったのかなぁ・・・とふと思った。もう1冊の本は「「国際化」の中の帝国日本」という本。2500円也。

本を買ったと、近くのファーストフードに入る。名を「ドムドム」という。知らない人がいるかもしれないので説明しておく。「ドムドム」とは、マックとかモスバーガーとかと同種のハンバーガーを売る店である。超マイナーな店であり、僕の地元が「田舎」と呼ばれる由縁ともいえる。他にも、最近「セブンイレブン」ができたけど、それまでは、「サークルK」しかなかった。ホントどうしようもない町である。さらに、田舎「らしく」昔は人口が少なくてとても落ち着いた場所だったが、最近では田舎の「くせ」に人口が多いというひどさ。もうがっかり。

ということで、この「ドムドム」にはいり、飯を食べる。大してお腹は減っていなかったのだけど、最近異常な速さで体重が減っているので無理して食べた。マイナーと言えども、この店しかないので結構混む。もしかしたら全国津々浦々(あれ場の話だけど)の「ドムドム」で最も客が入る「ドムドム」かもしれない。学生も来れば、井戸端会議をしにおばさん集団もくるし、じいちゃんばぁちゃんまで来る。何となく不思議な空間である。そして、僕も「ぼーっ」としに頻繁に来ていた時期もあった(最近はこれないけど)。だいたいポテトとオレンジジュースをたのむ。そして、窓の外の通りや周りをぼーっと見回して過ごす。

「ドムドム」では、漫画を2冊読み終え、もう一冊の本を読み始めた。「う~ん、難しい」。「大正デモクラシー」前後の頃の話なんだけど、あまり知らない分野で理解するのに時間がかかる。プロローグを読み終える頃には、立派にへこたれていた。歴史小説だったら、知らなくても読めるけど、この系統の「講座書」は「講座」と言えども、最初からある程度の知識を要するのだ。学部生の時の僕は「自分の中でのサブカルチャー」(あくまでも「自分の中での」)つまり、話の種になるような「雑学」ばかり学んできて、「メインカルチャー」である「歴史」に関してはとてもおろそかな知識しか持っていない。この日記を読んでいる人の中には「大学院」に行っているんだからそれなりには・・・と思っている人もいるかもしれないけど、甘いです。はっきりいって超「落ちこぼれ」です。ってこんなとこで独白しても「だからどうした・・」で終わってしまうのですが(^_^;)・・・。とりあえず、本を閉じ、煙草を一本吸い心を落ち付けることにした。

ふと思った。このままではこの日記が、「いかにして僕が衰退していくか」をドキュメントしていく場、つまり「ドロップアウト日記」になってしまう。「社会人をドロップアウトする」→「学生までドロップアウトする」→「人生ドロップアウト??」という見事な三段論法ができあがってしまう。(まぁ実際はそんな単純なものじゃないけどね)でも、くよくよしても仕方ないので、楽観的な僕は「とてつもなく長い目」で自分を見てあげることにする。限りなく自分に甘い男である(^_^;)。

今日の日記は鬱積した気持ちだけをつらつら書いてしまいました。明日はもっと明るい日記を書きますね。でも、僕の日記だから別にいいのか・・・。

この日記って「公私」がとても曖昧だ、と今更ながら感じた。

あぁ、車を飛ばしてどこかに行ってしまいたい。

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