家から帰ってくると誰もいなかった。「宅急便屋さんへ」と書かれた封筒に入った13000円だけを残して・・・。その場でしばらく考え込み、親が旅行に行ったことを思い出す。
ってわけで、飯を食べて速攻で家庭教師に行くという予定が速攻で「飯を作る」という予定に変更になってしまった。冷蔵庫を開ける・・・。なにもない。どうやら旅行前に見事に使い切ってしまったようだ。しかたがないので、傍らに置いてあった「鶏肉の塊」(調理されたハンバーグみたいなやつ)を電子レンジで温め、適当に野菜を切ってサラダを作り、最初に炊いておいた米を山盛りに盛って10分くらいで食べきる。そして、忘れていた鈴木あみの特番をビデオにとり家庭教師に向かった。
今日の家庭教師は出鼻から20ページもの魯迅の「故郷」を読むことになりうなだれるが、読んでみるとこれが意外とおもしろく、家庭教師という仕事を忘れて読み込む。家庭教師を長年やっているが、これが結構役立つ。理科とか社会とかもたまに聞かれれば教えたりするので、一般教養が身に付けるということではとっても有益。国語とかも意外と忘れている漢字とかも思い出させてくれるし、言葉の意味も改めて知るものもたまにある。
とまぁ、2時間の家庭教師を終えおうちに帰る。そして12時頃犬の散歩に行って今帰ってきた。今日はそんなとこですね。ではでは。
「希望とは思うにあるようでいてないもので、それは地面の道の様なものである。地面には道はなく、そこをたくさんの人が歩くから固まって道ができるのだ」 魯迅(注:うるおぼえで書いたので微妙に違うかもしれません(^_^;))