恒例の散歩。今回は中野とOVICCIが20年前くらいに住んでいた新井薬師前あたりをプラプラしてみた。出発前の調査だとトレスバレスから中野までは7km弱。うちらの足だとだいたい70分の道のり。vamos a ver!
真木よう子の安定のかわいさ
寝たのは朝の5時過ぎ。撮りためていた「問題のあるレストラン」を1話目から一気に見ていたらそんな時間になっていた。相変わらず、真木よう子は安定のかわいさだ。さすが、おいらの嫁。リアルおいらのヨメOVICCIも珍しく最後まで寝ないで一緒に見ていた。
檸檬
レモンは結構料理の時に使う。サラダのドレッシングだけでなく、パスタや鍋のときなど。ちょっとした酸味や香り付けで。ただ、使うのはレモンそのものではなく、だいたいその辺(KALDIとか)で買ってくる市販の「レモン果汁」。
年始あたりに実家に帰ったとき、タクヤの彼女のヘメラちゃんから檸檬を4つほどもらった。実家でおばあちゃんが作ってるらしい。なるほどなっとく。確かにスーパーのとかに比べると、大きさもバラバラだし、色が悪くなっていたり、ボコボコしてたりと、手作り感満載な檸檬だった。
せっかくもらったので、市販のレモン果汁ではなく、もらった檸檬を使ってみたところ・・・
Madre Mia!!!!!De Puta Madre!Cojonudo!旨すぎる~~!!
一人、ミスター味っ子のリアクション。頭から火山が噴火しそうなレベル。
え?これって何が違うの?檸檬自体が旨いの?手作りだから?でも、市販のだって手作りでしょ?皮とかから目に見えない飛沫とか飛んでて、香りがそうさせるの?いやいや、家ではレモン果汁だけど、どっかのお店で外食したときなら、ちゃんとした檸檬を絞ることくらいある。その檸檬とも明らかになんか違う。
近江牛フィエスタの時も「檸檬に違いなんてあるの?」とか言われて、こっちもなんて説明していいのかわからなく、答えに窮したのだが、食べた人たちはみな絶賛していた。
理由がわからないので、「沼津のおばあちゃんの檸檬はなんか違う」ということで納得させることにした。静岡の、しかも沼津が檸檬で有名なんて聞いたことないんだけどさ。ググってもでてこないし。
前置きが長くなった。
で、先日、その檸檬が切れてしまったので、タクヤを通してヘメラちゃんに「またもらったら是非ください」と頼んでおいたら、今日家まで届けてくれた。8個も。しばらく楽しめそうだ。うししし。
それが12時頃。そのチャイムでおいらは起きた。
どうしようもない僕に天使が降りてきた
たくさんの檸檬を見て目も覚めたところで、昨日の残りもののパンとスープで朝食兼昼食。
今日は天気がよいというので、散歩をする予定になっていたが、候補地が決まっていなかった。今回も候補地に悩むことになると思いきや、トイレで、ふと「中野」という地名が舞い降りてきた。
おいら「中野はどう?」
ヨメ「いい!中野!!そこだ!」
おいら「お、おう・・・それはよかった・・・」
ヨメ「前に住んでたところにも久しぶりにいってみたい!中野いい~!!」
ということで、二つ返事で決まった。それだけでなく、「中野」を選んだおいらは、普段にないくらい褒められた。こういう日もあるもんだね。
散歩 en 中野・新井薬師前
出発
Googlemapでルートをチェックしたところ、我らが本拠地「トレスバレス」からは7kmないくらい。うちらの歩く速度は、普通の人よりかなり速く、だいたい1kmを10分かからないで歩く。なので、だいたい中野まで70分くらい。散歩中は、写真撮ったり、立ち止まったり、あえて変な道いったり、迷ったりするので、実際はもう少しかかるが、散歩の距離としては悪くない。
ってことで、14時、カメラを持って出発。
大原近くでシチリア料理屋見つける
トレスバレスから下北沢のルートはいつも歩いていて飽きたので、あえて裏道を歩く。こういう道はネコとの遭遇率が高いので、必死に探すがなかなか見つからない。
下北沢の中心には入らず、くねくね歩いて笹塚まで出る。この時点で、40分以上かかってしまった。ネコ探しに夢中になりすぎた。途中、シチリア料理「MUNIRO」という店を発見。結構シュールな感じの看板。シチリア料理は大好きなので、今度来てみようと一応看板の写真を撮っておいた。
方南町周辺で道を間違える
笹塚の商店街を見学し、そのままひたすら北上・・・の予定が、思っていた以上に、笹塚の北側は迷路迷路していた。ユダヤ人街は得意と自負するおいらなのだが、「こっちいったらネコがいそう!」と、フラフラしていたら、方南町周辺で環七まででてしまう。
マジメにやらないと・・・と軌道修正し、中野富士見町へ。富士山見えるかと思ったけど、都庁くらいしか見えなかった。
富士見町からは、ネコ探しをしつつも、気を引き締めしっかり北上。新中野を抜け、無事中野に到着。この時点ですでに16時に近かった。寄り道しすぎた(笑)
思い出の新井薬師前へ
祝日ということもあってか、中野はものすごい人。とりえず、ミッションとなっていた「OVICCIの昔住んだ家に行く」を済ますべく、中野の中心街を抜けて、さらに北上。
中野からは、OVICCIにガイドをバトンタッチ。昔を思い出させる店が結構残っているようで、
「この店前もあった!」
「あれ?この店、前はあっちにあったような・・・」
「このパン屋さん、まだがんばってるんだ~」
と、嬉しそうに懐かしがっていた。
OVICCIのことだから、多少迷うかとは思っていたが、結構簡単に前の家に到着。かつて、部屋に鍵を忘れて、家に入れなくなり、困り果てたあげく、キッチンの小さい窓から無理矢理入ったという武勇伝を聞かせてもらった。ちなみに、この話を聞いたのは2度目。楽しい思い出なんだろう。
結構中野駅から歩いた気がしたので、「ここって中野駅が一番近いの?」と聞いたところ、一番近いのは「新井薬師前」という駅だという。かなり昔に酔っ払って寝過ごして、東武伊勢崎線の「西新井」までいったことがあるが、こんなところにも、似たような名前の「新井薬師」があることは知らなかった。
せっかくなので、新井薬師前駅まで歩いてみることにした。
路線は西武新宿線。路線図を見てみたところ、結構知ってる駅が多い。というか、高田馬場の名前があってビックリ。なんか、いろいろ思い出してきたが、ほとんど使ったことないわ、この路線。人生で5回ないと思う。
新宿からもかなり近く、立地的には都会な部類に入ると思うんだけど、なんか、地方の都市を彷彿させる町並み。何がといわれると困るが、なんかいい。散歩にはもってこいの規模。いろいろ探せば、マニアックな店が見つかりそう。駅前とか、「駅前」と思わせないところもいい。
なぜか、焼き肉屋が多い。ちょっと散歩しただけで、7、8件くらい見つけた。いや、もっとあったか?焼き肉好きの人がたくさん住んでいるか、韓国人が多く住んでいるかなんだろうな。
駄菓子屋「ぎふ屋」
なんか良い感じの駄菓子屋を発見。「ぎふ屋」という名前。昔はこんな店たくさんあったけどね。
腹が減ってるのに、OVICCIがなかなか食べさせてくれないから、駄菓子で腹を満たすことにする。この店、駄菓子の種類の豊富さもさることながら、おいらの時代よりもかなり前のレトロなグッズが陳列されている。20世紀少年あたりの時代かな。
二人で真剣に駄菓子を選ぶ。
おいらがうまい棒で好きだったのは「野菜・サラダ味」。まったくもって「野菜」の味も「サラダ」の味もしないのが、幼いころから不思議だった。
papabubble
まさか、こんなところに「papabubble」があるとはおもわなんだ!
以前、ガイドの仕事で、バルセロナを案内しているときに、お客さんから「papabubble」に行きたいと言われ連れて行ったことがある。あと、「お土産にpapabubbleのアメ買ってきて」と言われたこともある。
なんで、このアメ屋さんが有名なのかはわからないが、言われるがまま連れて行ったり、買ってきたのだが、日本にもお店あったのね。以前、ともみんからももらったことがあるので、日本でも買えることは知っていたが、店舗があるのは知らなかった。
檸檬のお礼にヘメラちゃんに何かプレゼントしようと思っていたところなので、papabubbleのアメを購入。スペインかぶれっぽい。ナイスチョイスだ。
この店、アメの実演販売もやってて、小さい店はすごい人だかりだった。バレンタインが近いと言うこともあるんだろう。
アメを買ったら、ホワイトデー用のクーポンをくれたのだが、もうここまでは来ないと思う(笑)
中野ブロードウェイ
中野には何度かきたことはあるが、中野ブロードウェイに来るのは初めて。まんだらけがメインみたいだけど、ホント昔の秋葉原にそっくり。海洋堂の店があったビルとか。まだあるのかな?あそこ。近くに住んでいたら、確実にちょくちょく遊びにきてしまうだろうな。
ここで、九州国立博物館にあったガチャガチャを発見。埴輪や土偶、土器、青銅器とかのフィギュアのやつ。火焔型土器か遮光器土偶が欲しくて何度か回したが、ハート型土器ばかりでてくるので諦めた記憶がある。
今度こそは!と気合いを入れて回す。1回200円。
1回目・・・弥生式土器。悪くないぞ!
2回目・・・踊る埴輪(男性)。おおお、これもいいね!
3回目・・・銅鐸。ダブりが出ない!!すばらしい!
4回目・・・今度こそ・・・というところで、100円が切れて断念。
また中野に来たらリベンジだな。
あと、「ふちねこ」というのもあったのでやってみた。こちらは、愛猫「ぐりこ」と同じ、白のオッドアイを狙ったが、サバトラと茶トラの2つが当たる。どちらもかわいいので、まぁ、良しとする。
明大前へ
中野にいる時点でタクヤに連絡。「一緒に呑まないか?」と。
今日は、たまたま用事があったついでというのもあったみたいだが、わざわざ家まで檸檬を届けてもらったので、今回はうちらがタクヤのホームに行くことに。中野から明大前までは5kmちょい。電車だと乗り継ぎが面倒だし、歩けない距離ではないので、このまま歩いてしまうことに。
19時くらいに帰るというので、それに合わせて中野を出発したのだが、18時半くらいに「ついた」と連絡が入る。早すぎるだろ。
その時点でうちらはまだ中野富士見町あたり。誘っておいて待たせるのもなんなので、笹塚まで歩いて、そこからは電車に乗って明大前に行くルートに変更。ひたすら笹塚までずんずん歩く。
そんなうちらの横を「永福町」行きのバスが通り過ぎた。永福町・・・明大前に近いじゃないか!!
バス停の時刻表を見ると、次のバスは9分後。このまま笹塚まで歩いた方が早いか・・・悩むおいらにOVICCIが「時間がもったいないから、次のバス停まで歩こう!」と鶴の一声。男前だねぇ~。
次のバス停までずんずん歩く。まだバスは来ない。「まだ行ける!」とOVICCI。さらに次のバス停までずんずん歩く。次のバスは4分後。GOサインを出したら、忠犬OVICCIはさらにずんずん歩くだろう・・・いけるか?・・・いや流石に無理だな・・・歩いている最中にバスに抜かれるのだけは絶対に避けたい。ということで、4分後に来たバスに乗る。こんなところでバス乗るの初めてだよ。
予定では永福町にいく予定だったが、バスの車内アナウンスが「井の頭線に乗る方はこちら(西永福)でお降りください」とかいうので、もしかして、そっちの方がいいのか?と、手前の西永福で降りる。駅まで歩き、電車に乗るも、急行との待ち合わせとかで、結局永福町で降りることになる。
明大前についたのは19時半。なんだかんだで予定の19時よりも30分の遅刻。う~ん。笹塚に行った方が早かったか?
魚酎
さかなちゅう?いや、うおちゅうだろうな・・・違う、ウォンチュー!だ。当ててやったぞ。この店、タクヤたちのいきつけらしい。
最近よくある、「店員さんが元気で、気さくで、アットホーム」なお店。店名通り、魚がウリらしい。あとは、蒸籠に自分で野菜を詰めて、蒸し野菜にしてもらえるメニューもある。これがなかなか楽しいし、旨い。
日本酒は、前日にお客さんに大量に飲まれてしまったとのことで、2本種類しかなかった。なので、うちらで全部呑み干した。
タクヤが家系図を作りたいとか突然言い出す。パパンが病気になったからなのか?何でも3万円くらいで作れるらしい。おいらも高校生だったか、大学生だったか、うちの家系図を作りたくて調べたことがあるが、タクヤも同じように思ったらしい。
金を半分だしてもらいたいだけらしいので、とりあえずOKしとく。
あとは、パパンの手術が終わったら、家族会議をしようということが決まった。
散歩は続くよ
お店の日本酒がなくなってしまったので、明日もあることだし、22時だけど、早めに解散。
店から自宅までは3kmちょい。ここまで来たら、歩いてしまえ!と、自宅までひたすら練り歩く。途中、信濃屋でVINOを購入。
おうちについたのは、22時半すぎ。
アプリの「Moves」で今日の散歩の成果を確認。
歩数:26387歩
距離:20.7km
時間:4:50
記録更新!!(Movesを使い始めてから)
20km越えの散歩は、かなり久しぶりだ。最近は長くても吉祥寺までの14kmとか、銀座までの12kmとかそのくらい。散歩は10km超えると足が結構痛くなってくるのだが、今回はあまり痛くなってない。いつもよりタラタラ歩いたからだろうか?
とはいえ、流石に20kmは疲れたけどね。
今日の写真
散歩中の写真は、基本ネコがテーマ。たまに、暇つぶしにOVICCIの写真を撮る感じ。単焦点レンズ、想像以上に楽しいし、良いんだけど、ネコが遠くにいる場合がつらい。かといって、散歩に望遠持ってくと邪魔だしな~。
一番最初に見つけたネコ。下北沢近辺。飼い猫で、今回の散歩で唯一触らせてくれた。シャム猫になるのかな?
ネコを探す時には、上も探さないといけない。
シャッター押した瞬間、ものすごい勢いで逃げたと思ったら、別のネコが顔をだし、またものすごい勢いで逃げていった。邪魔してごめんなさい。
呼んでも、振り向いてくれない。ぐっすり。
シバキチ、かわいすぎる。ネコと違って、すぐ触らせてくれる。
飼い主(または、餌付けしているおばさん)に夢中で、振り向いてもくれなかった。
よくわからんけど、ゾワっときたので撮ってみた。[アートモード]
三毛猫が2匹は珍しいから、血縁だと思う。いいな~いいな~。
ヤカンが目立ったので、なんとなく撮ってみた。[アートモード]
新井薬師前駅 駅前。駅前なんだけど・・・なんというか・・・・余白を活かすというか・・・。[アートモード]
新井薬師前駅の駅前大通。この前いった島根の松江を思い出す景色だった。[アートモード]
この他にも、かなり駄菓子がある。種類は豊富。好きだった駄菓子はまず見つかると思う。[アートモード]
このシリーズも、コレクションがだいぶ増えた。今度は集合写真を載せる。
ヘメラちゃんのおばあちゃんが作った檸檬。一緒に移ってるのは、スライムとローテンブルクのアヒルとベルリンの熊。