昨日のフィエスタで最後にいただいたオルホ(Orujo)が効いたのだろうか・・・微妙に二日酔い。微妙に残っている筋肉痛と相まって、本日もやる気なしな一日。vamos a ver!!
二日酔い
これまでの呑んだ暮れ生活・・・ほとんど二日酔いをしたことがない。だから、あまりびびらずいくらでも呑んでしまうというのもある。
この体質は、スペイン人にも驚かれた。一度、自分の誕生日フィエスタで、フィンランド人が持ってきた大量のウォッカ系高度数のアルコール(たぶん超安酒)を大量に呑まされ(自家製のサングリアにも大量に混ぜられた(笑))、かなりの頭痛を伴う二日酔いになったことがある。あれはとにかくつらかった。この二日酔いが人生で初めての超ひどい二日酔いで、一日何もできなかったのを覚えてる。一歩動くたびに、頭がガンガン響くのだ。
おいらがあまりに二日酔いにならないもんだから、この最悪の二日酔いで、超つらそうにしているおいらに向かって、一緒に住んでたスペイン人2人と韓国人の同居人は、
「やった~!!ついにマサキートが二日酔いになった!!!Resacaだ~!Resacaだ~!!わ~い!」
※Resacaはスペイン語で二日酔いの意味
と喜んでいたのを今でも覚えてる。悔しかったが、頭が痛くてそれどころではなかった。
その後も特に二日酔いにはならず、呑んだ次の日の朝は、喉がカラカラになってたり、なんとな~く胃が重いかな~と感じることはあるものの、何か食べればすぐに直る程度で来ている。だから、呑むたびに二日酔いになるようになったら、おいらの呑んだ暮れ人生はそのとき終わると思ってる。寂しいが、齢には勝てない。
で、今回の二日酔いは、頭は痛くないが、いつもよりなんか酒が残ってる感じがした。軽度だけど、なんか嫌な感じ。音で現すと「う~~~~う~~~」という感じ。なんじゃそりゃ。
たぶん、最後にサービスでいただいたオルホ(Orujo)のせいな気がする。チュピトサイズなので、ホント少しなんだけど、最後の留めを指したのかもしれない。前に二日酔いになったときも蒸留系のお酒が原因だったし・・・。
いや、もしかしたら、帰ってきたさらに一人でさらに1本あけた安VINOのせいかもしれない。
まぁ、どっちでもいいや。
オルホ(Orujo)
オルホ(Orujo)についても少し書いとこう。
オルホ(Orujo)は、ブドウの絞り粕を蒸留したお酒で、かなり度数が高いaguardiente(アグアリディエンテ)の一種。イタリアだとGrappa(グラッパ)と同じ工程のアルコールだと思う。
Galicia(ガリシア)の名産らしいのだが、スペインだったらだいたいどこのBarにもおいてある。ディスコテカとかも。
スペインで、オルホ(Orujo)を呑むことになるシーンは以下の通り。
・呑んだあとのシメとして、キュッと一杯。
・ディスコテカについたらまず気付けの一杯。
・同じくディスコテカとかでさっさと酔っ払うための一杯。
・女の子を早々と酔わせるための一杯。
・二次会、三次会と続く朝までコースで、酔いが覚めてきた時の一杯。
という感じ。
基本はショットグラスで、一杯1eurosとか程度(今は知らないけど)なので、安く済ませたいときとかによく呑まれてる。
ただ、おいらはシメの一杯はCarajillo(カラヒージョ)の方が好き。エスプレッソにブランデーやらウィスキーが入ったアルコール入りコーヒー。これがまた旨いんだな。
おいらはあまり呑まなかったが、Chupito(チュピト)も食後のシメでよく出される。無料でくれることが多い。桃とか青リンゴとか数種類から選ばせてくれ、甘い味がするお酒だ。
Grappa(グラッパ)のおもひで
スペインじゃないが、イタリアでの思い出がある。23歳か24歳くらいのときだ。
冬の雪が降っていたヴェネツィア。Barのカウンターで一人朝食を食べていると、Barに入ってくるやいなや、「いつものやつで・・・」的に、マスターに目配せし、速攻ででてきたショットグラスの何かをキュッと呑んで、颯爽とBarを出ていくオヤジを何人も見た。滞在時間は数十秒だ。
20代前半のおいらには、イタリアオヤジのかっこよさも手伝って、なんとも「粋」に見え、おいらも真似したくなったのだが、残念なことにイタリア語は話せないし(スペイン留学の前だった)、そもそも中身が何で、いくらするものかもわからない。
びびっていてもしょうが無いと、次に同じことをするオヤジが来たら、マスターに「アレと同じヤツ」と指さし会話で、一杯もらおってみようということになった。そして、風を切って颯爽とでていこうと。
それほど待たずして、「次のオヤジ」は来た。今がチャンスだ!と、おいらも一杯頼むと、それがGrappa(グラッパ)だった。超度数の高い酒だ。
颯爽とでていく予定だったが、まだ支払いをしていないこと忘れていた。颯爽どころか、モタモタしてお店を後にする。颯爽とするのは次のBarでよい。
まだ雪降る中、テクテク歩いていると、Grappaの効果か、自分の食道の位置がわかる形で、喉から胃のあたりにかけて、体がポカポカ・・・いや、カッカしてきた。雪が降っているのに熱い。
しばらくして、次のBarに入った時、イタリア語会話本を手に、お店の人に質問してみた。「何故、仕事前に昼間からお酒を呑むのか」と。そしたら、冬場はみなこのGrappaを呑んで体を温めると教えてくれた。なるほど納得。確かに、体がすごい熱くなった。
スペインに慣れた今ならよくわかるが、「昼間からアルコールは駄目」なんて常識はヨーロッパだとそこまで過敏になってない。流石に呑みすぎは論外だけど、ランチの時の一杯のワインくらいはみんな呑む。それと同じことだろう。
昼食
サラダを作ってる間、昨日のFiestaのために有給をとったOVICCIに近所のパン屋でパンを買ってきてもらう。「昔ながらのパン屋」という感じのパン屋。子供の頃によく食べたような、総菜パンがたくさん売ってる。劇的に旨いと聞かれたら、答えは「No!」だが、「懐かしい」味だ。
夜
いろいろやる気ないので、夜はまたもや蕎麦。ここ最近「富田屋」リピート率が異常に高い気がする。まぁ、蕎麦美味しいからいい。
なんか、やたら腹が減っていたので、ミニカツ丼まで食べてやった。もうね。食べたい時に食べるの。そうしたの。
流石に食べ過ぎたので、食後の散歩。トレスバレス駅の方にテクテク歩いて行き、本屋やTSUTAYAをプラプラ。3DSとか、妖怪ウォッチがいくらくらいするかチェック。
すごい高いというわけではないのだが、ゲーム始めると生活狂うし、ちょっと試してみたい程度なので、そのあたりを考えると二の足を踏んでしまう。
そんなことよりも、ドラクエ版三国無双みたいなのが2月26日にでることが判明。PS4だけかと思いきや、PS3も出る。
「TOKYO JUNGLE」がやりたくて、衝動買いし、去年末の引っ越しとともに、物置に入ってしまっているPS3だが、このドラクエヒーローズを買えば、また日の目を見せてやることができる。
これなら、さくっと遊べそうだし、OVICCIでもできそうだ。誰か遊びに来たときとかも良さそう。
まぁ、昔ほど根気がなくなってるので、長くは持たないんだけどね。
本屋で、たまには紙の本も買わないとな~と、「BABEL」(重松成美)と「アンゴルモア 元寇合戦記」(たかぎ七彦)を購入。
帰宅後、たまってしまった「問題のあるレストラン」を一話目から見始め、寝たのは5時過ぎのこと。
今日の写真
余っていた焼津の脂鰹なまり節でサラダを作る。
ツナも大好きなのだが、なんかパワーが違う。完全に主役になってる。