今日は、一日想定外なことばかり。日記のネタ的には、できれば一日一想定外でお願いしたいんだけど・・・。まぁ、とりあえず、いってみますか。a ver・・・。
打ち合わせ
今日は15時からクライアントとの打ち合わせがあった。
といっても、クライアントが外注コンサルタントを頼むにあたって、相手に舐められないように、専門家として同席して欲しいという感じなので、おいらの仕事は立ち会い人レベル。
前日に、元上司の気仙沼さんに「誰とどんな内容の打ち合わせなのか?」をメールで尋ねていたのだが、最後まで返事がこず。
「まぁ、打ち合わせの最後に、ちょっと突っ込んで質問すればいいか・・・」という感じで、軽く考えることにした。
天気が良かったので、今日はおいらの一張羅の革ジャンを着ていくことにする。
WEB職人はスーツなど着ないのだ。スーツなど着ると舐められるのだ。いや、ホント。なんかスーツ姿のWEB職人は仕事がもらえなさそうと、みんな思ってる。まぁ、営業の時はそれなりな服装するが、おそらく担当部署の女の子2人と、気仙沼さんの4人だろうし、そもそもおいらは味噌っかすな立場なので、「WEB職人です!」的な服装で行こう。
ちょっと早めにでて、ドトールで本を読みながらランチ。まったりとした時間を過ごし、15時ちょっと前にクライアントのビルへ行く。
内線で気仙沼さんを呼び出すと、副社長の道産子さんと偶然出会い、そのままオフィスへ。
道産子「じゃ、フェルミン君、社長室で待ってて」
おいら「え??社長室・・・ですか?」
道産子「そこの部屋よ。すぐ来るから」
おいら「え?え?」
促されて社長室に入るおいら。
1分もしないうちに、道産子さんが社長を連れてやってくる。
「うわ~~~マジでか・・・社長、まだアメリカに帰ってなかったのか・・・」
ヒゲはきちんと整えてきたものの、髪の毛は今伸ばしている最中なのでボッサボッサだし、服はジーンズに革ジャン・・・。社長、服装にはうるさいんだよな・・・。
とりあえず、アメリカの話や、お子さんの話をして逃げることに。効果はあって、嬉しそうにお子さんの動画を見せてくれた。6歳になったくらいの女の子。恐ろしく目鼻立ちがはっきりした美人顔だ。ハーフってやっぱりずるい。
少しして、元上司の気仙沼さんが登場。そして、開口一番・・・
気仙沼「フェルミン君、ワイルド過ぎ!!」
「社長いること言ってよ~~~~!!!そしたら、また違う格好してきたのに!!!」と叫びそうになったが、目の前に社長がいるので愛想笑いでごまかした。
道産子さんから、改めて打ち合わせにおけるおいらの役割について説明を受ける。だいたい、思っていた感じなので、問題なし。だが、打ち合わせのメンバーを聞いてびっくり。まさかの、社長、道産子さん、気仙沼さん、おいらの4人。
大名行列のように社長室から出て、闊歩する4人。
しかし、革ジャン+ジーンズのおいらは完全に浮いていた。
それはタブーでしょ~~~!!!
それなりに大きな取引なのか、外注コンサルの方もそれなりの陣営できていた。まさかの取締役の参加。ここでも、気仙沼さんを恨む。
ホント、早く言ってよぉぉぉぉ!
資料が配られ、クライアントの担当になるという女性が、プレゼンを開始。ここで事件が起こった。
のっけから、クライアントの社名を間違えたのだ。言い間違いだけではなく、資料の方もスペルが全然違っていた。
その間違え方が、これまた厄介で、例えるなら「株式会社 BIG MAN」を、「株式会社 PIG MAN」といってしまったような間違いだ。ここまでできすぎたネタのような間違いではないが、単語の意味が全然違う。それ以前に、プレゼンで相手の社名間違えるって、切腹ものだろう。「私やるきありませ~ん」と言っているようなものだ。
「やば~~~っっっっ!!!!」
と、自分のことじゃないのに、冷や汗をかき始めるおいら。
「でも、おいらも外注だし、ここはおいらが訂正するところではない。もう一度あったら、TOP3の誰かがさりげなく訂正するだろう・・・」
とりあえず、大人しくプレゼンを聞くも、完全に間違っていることに気づいてない担当女性は間違った社名を連発。
「私の方でも、御社のサイトをいろいろ調べさせていただき・・・」
もう、コントのレベル。カラスが鳴いている。「アホ~アホ~アホ~」って。
外注コンサルの方も4人もいるのに、何故誰も気づかない!!これは、試練なのか?スーパーサイヤ人になるための修行なのか?
取締役の人は基本何も話さないで、たまにフォローするレベル。もう1人の男性は、一言も話さないの。一番端の若めの女性で、おそらく研修的な感じで参加しているのだろう。
何故おいらが焦らないといけない・・・とだんだん腹がたってきたので、最後の方でいろいろ質問する予定だが、施策に対して、あれこれ突っ込みを入れることにする。仕事じゃ、仕事!じゃないと、心臓が保たん。
プレゼンが始まって1時間半後・・・社長が突然話し始める。
最初は納期の話をしていたのだが、最後に・・・。
社長「あのね・・・この資料も含めて、全部社名間違えてるの。まずコレをどうにかしてください」
青ざめる担当女性。そして、ひた謝り。
「すぐに資料を訂正して、送り直します。大変申し訳ございません」
遅いよ・・・遅すぎるよ・・・シエテさん。堂々と社名間違いすぎだよ。連発しすぎだよ。1回の言い間違いレベルじゃないもん。もう、信頼性ゼロよ。ゼロ。もともとの立場はわからんけど、少なくともこの契約、確実にそっちが下になったよ。
とりあえず、おいらの仕事の方は、助けになったとお褒めの言葉をいただいたので、社名間違いの件は忘れて、素直に喜ぶことにする。おいらも生活かかってるからね。
再びドトールへ
気仙沼「今日はこれから時間あるの?」
おいら「暇ですよ~」
気仙沼「じゃ~呑みにでもいくか。うちは今日嫁いないし」
おいら「是非」
気仙沼「じゃ、目標18時半で・・・どっかで待ってて」
ということで、1時間くらい時間をつぶすために、再びドトールへ。ちゃんと勉強用の本はもってきたので、1時間くらいすぐにつぶせる。
OVICCIにも連絡しておく。「気仙沼さんと呑むから、OVICCIも仕事終わったら来て」と。
ドトールでコーヒーを注文し、先日買った「リスティング広告」の本を開く。コンサル時に素人の担当者にわかりやすく説明するときのために買ったものなので、ほとんどは既知の情報。サクサク進む。
しかし・・・。
読んでいた本も一冊読み終えてしまった。そして、ドトールも20時までなのか、お客もおいらしかおらず、閉店準備をしている感じに。
結局、気仙沼さんとOVICCIが来たのは2時間以上経った19時50分。どっちかは早く着くと思っていたが、ほぼ一緒の登場になった。
ありえないでしょ!!
お店は、先日、南大沢さんといった焼き鳥の店にしようとも思ったが、せっかくなので開拓しようということになり、サンマルクカフェの向かい側にある「SIRN」(実際は漢字名)という店。九州料理とあったので期待して入る。
だがしか~~~~~~~~~~~~~~~し!!!
ちょっとひどすぎた。「ぼったくり店」といってもいいくらいひどい。
まず最初の時点で「うん?」と思った。完全個室を謳ってるのに、うちらの席は全く個室じゃない。
それはまだいい。個室も実際あったしね。
何がひどいって、食事がとにかくひどい。今日日、280円均一のチェーン店でももっと全然旨い食事を出す。「これで280円か~!すごいな、日本の冷凍技術!!」と思うほどだ。
基本的に料理は好みなので、「うまい」「まずい」はあっても、その店を貶すようなことは絶対したくないと思っているし、これまでしたことはない。が、ここは別。人をバカにしているレベルだ。
特にひどいのが「焼き鳥の盛り合わせ」。
「完全に冷凍肉だね~」とかそういうレベルじゃない。もう焼き鳥ですらない。
テーブルに置かれた時に、うちら3人「え?これ頼んだっけ?」と思ったほどだ。「焼き」というか「揚げ」という感じで、焼き鳥の「皮」なんて、オカキせんべい。つくねは・・・なんだろうね・・・もう、駄菓子にある串に刺さった肉塊。盛り合わせ内容の説明もないので、それらが何なのかまったくわからない状態。
刺身もすごかった。三種盛りで頼んだのだが、8割はサーモン。そして、恐ろしいほど分厚い。食べると、口の中がサーモンで一杯になる仕組みだ。
もうね、すべてが文化祭とかの出店レベル。いや、文化祭の出店に申し訳ない。文化祭だって、失敗した料理は流石に人に出さない。
これまで結構、飲食店に対する選球眼というか嗅覚には自信があったのだが、完全に崩れ落ちた。久しぶりの大失敗だ。
最初に何品かまとめて注文してしまったため、我慢してそれらがでてくるのを待つ。
そして、出てくるたびに唖然。唖然としすぎて、写真撮るのさえ忘れてしまった。今日の日記にちょうど良かったのに・・・すごい後悔。
昔から、「頼んだものは、絶対に残しちゃだめ」とパパンに言われていて、それを守ってきたため、とりあえず我慢して食べる。
ちなみに、ドイツとかヨーロッパの店で、メインディッシュの横にこれでもか!と大量にあるポテト料理(フライドポテトとかマッシュポテトとか)は残してもいいという特別ルールはあとからできた。
3人ともなかなか手をつけないから、料理がなかなか減らないが、なんとか完食。
お会計は1人4000円弱の11000円。
ニュースになっていたような、チャージとかサービス料とかでぼったくっているわけではなく、メニューに記されている金額だから文句は言えないが、料理のクオリティからいったら、完全にぼったくりレベル。文化祭で素人が作ったクレープを1000円で売っているという感じだ。
もう二度と行かないこと間違いなし。
あ~~~~悔しい!!!!悔しすぎる!!!
大好きな九州料理を語って欲しくない!!
リベンジ焼き鳥
3人とも腹の虫がおさまらないので、2次会として、逆方面の呑み屋街の方へ繰り出す。「リベンジ焼き鳥」だ。
金曜日ということもあってか、どこの店も一杯だったが、5分ほど待てば入れる美味しそうな店を発見。「播鳥」という名前の店。多分だが、宮崎の地鶏だと思う。うろ覚えだが。
ここで失敗したら、おいらはもう完全に立ち直れなくなる。
だがしか~~~~~~~~~~~~~~~~し!!!
大成功。いや~旨い旨い。生の鳥旨いね。レバなんて抜群に旨い。
焼き鳥も、ちゃんと何か説明してくれるし、とても丁寧な焼き鳥。ネギマってやっぱこうでなきゃ。
感じの良い店員さんと話している途中、気仙沼さんが一件目の店のぽろっとこぼす。店員さんはかなりその店のことを気になったようで名前を聞きたそうだったが、流石にそれもなんなので、やめておいた。
一件目の時は、でてくる料理がすべてネタだったため、その話で持ちきりだったが、二件目で美味しい料理とお酒に出会い、話は自然と今日の打ち合わせの話に。
おいら「もう、のっけからヒヤヒヤでしたよ・・・。まさかの出来事に冷や汗かきました。」
気仙沼「だよな~。あれ、やっぱ気づいた時点で最初に俺が言うべきだったかも」
おいら「社長が何も言わないのと、道産子さんもスルーしてたのでおいらは黙っちゃいました。」
気仙沼「やっぱ、俺だよな~」
おいら「契約にひびきませんか?社長が突然契約しない!!ということとかに・・・」
気仙沼「たぶん、相当腹に据えかねてるけど、契約はすると思うよ。たぶんね。でも、流石にアレはない。」
おいら「なんか信頼できなくなりますよね・・・あれだと。」
その後も、2人で侃々諤々。そのまま、おいらとの仕事の契約の話も少しまとまる。
日本酒を呑み、Vinoを2本くらい開けたところで、OVICCIが舟をこぎ始める。いつものことだ。
これ以上いると本気寝されて連れて帰るのが大変なのでお開き。
気づいたら1時を回っていた。もう終電もないので、3人でタクシーで帰宅。
今日の写真
やっぱ一件目の料理の写真撮らなかったの大失敗。何も写真がない・・・。
九州つながりで。
最近買ったちょっと高めの牛乳の写真。なんとなく撮ってみた。甘みがある牛乳なのだが、ココア用に使うのはもったいないのかも。
2008年7月に九州を旅した時の写真。阿蘇山のそばに住む友達(スペイン時代)の家に泊めてもらった時に撮った。朝窓を開けると阿蘇山!なんかすごい感動したのを覚えている。鳥取の大山も生で見たとき感動した。ミニ富士山って感じで。