久しぶりに日記のネタっぽい事件が起こったので、メモメモ。見た目はオッサン!頭脳もオッサン!その名も!vamos a ver・・・
木曜日
英語ならThursday。スペイン語ならJueves。
この曜日は、OVICCIがジムの日で、朝から晩(23時過ぎ)までいないので、いろいろ利用できる日。仕事をがっつりやったり、料理の研究したり、ひたすら漫画読んだり、などなど。
最初は何となく寂しかったので、誰かを呑みに誘ったり、いきつけの焼き鳥屋にいったりしてたけど、最近は、使い方のコツをつかんできたので、有意義に活用するようにしている。
ドラゴンクエストヒーローズ(以下、ドラクエヒーローズ)
今日は「ドラゴンクエストヒーローズ」の発売日。「久しぶりにおいちゃん、ゲームしちゃおうかな~」と思っていたのだが、公式サイトをみて想定外の情報を発見し、二の足を踏むことに。
昔と違って、一人で黙々とゲームをやるのは結構難しかったりする。齢による集中力の低下もあるのだが、単純に「ゲームにはまって日常生活(仕事含む)のリズムが崩れるのが怖い」のだ。
ただでさえ、寝る時間が早朝になることが多いのに、ゲームにはまったら、寝ないでやってしまうのはわかってる。仕事柄徹夜は得意だし・・・。
おいらはゲームを始めるととことんまでやりこむタイプ。俗に言う「やり込み要素」があると、そこまで完全にやり尽くしてしまう。
だもんで、今はOVICCIや弟タクヤ、友達が遊びに来たときとかにワイワイ遊べる感じのゲームが良いと思ってる。その意味ではWiiのゲームとかの方が向いているんだと思う。
昔、三國無双というゲームで盛り上がったことがあったので、このドラクエヒーローズなら、操作するキャラも敵も慣れ親しんだドラクエのキャラだし、楽しいこと間違いない・・・と踏んでいたのだが、まさかの「一人プレイ専用」ゲーム。
一気にトーンダウン。
それでも、散歩がてらTSUTAYAでもいって、衝動買いしてやろうか・・・と思っていたのだが、雨は一日降り続き、おいらを外出させてくれなかった。
結局、様子見することになった。まぁ、なんかの勢いで買いそうだけど。
とり野菜みそ(石川県)
ケンミンショーみながら夕食。なじみある石川県のネタで「とり野菜みそ」が取り上げられていた。
これは試してみたい!ということで、早速、石川県民のともみんに連絡。
おいら「とり野菜みそって知ってる?」
ともみん「なんだ・・・みんなして!テレビか!」
思うことはみな同じらしい(笑)
ともみん「知ってるよ~。結構おいしいよ~」
おいら「今度、お土産で買ってきて~」
ともみん「前にお土産で買ってきたんだけど・・・賞味期限切れて食べちゃった」
おいら「えええええええぇぇぇ!」
まさか、食べるチャンスがあったとは!残念。
晩飯は、雨で寒いので、汁ッ気のあるトマトパスタにしたのだが、この「とり野菜みそ」に気をとられすぎて、超つゆだくに。いつもの二人分ペースで作ってしまった。
まぁ、旨かったから由とする。
探しモノは何ですか?
さて、今日一番のネタ。細かく書くと面倒なので、会話メインでメモる。
23時過ぎ、ジムから帰ってきたOVICCIがなにやらドタバタやってる。何やってるんだろう・・・と思いつつも、日記を書き続ける。
OVICCI「ジムに忘れ物してきたかも・・・」
おいら「何忘れてきたの?」
OVICCI「小さい巾着の袋。」
おいら「巾着?」
OVICCI「なんかお茶かなんかのおまけでついてたやつ」
おいら「あ~お~いお茶か伊右衛門かなんかのやつか!」
OVICCI「そう。ピンクのやつ」
おいら「で、何入ってるの?」
OVICCI「・・・指輪・・・」
おいら「指輪って結婚指輪?」
OVICCI「うん・・・どうしよ~~~~~!!」
おいら「あらららら。」
OVICCI「でも、おかしいな~出し入れしてないのに。」
おいら「指輪無くし第一号だ~!ついに出たか・・・ふふふ」
個人的に結婚指輪に対して、これといって重要性を感じてないおいら。OVICCIをいじめて遊ぶ。
おいら「とりあえずジムに電話して聞いてみたら?」
OVICCI「もう閉まってるよ」
おいら「ジム自体閉まっても、まだいるでしょ。掃除とかあるし。ダメ元で」
電話をかけるOVICCI。
OVICCI「でない。留守電になる。」
おいら「あら、残念。」
なにやら不安で落ち着かない様子のOVICCI。
OVICCI「また同じの買う。」
おいら「買い直しても、それは、似て非なるモノだよ。オリジナルじゃない。」
OVICCI「じゃ~フェルミン(おいらのこと)のも一緒に買う!」
おいら「いやだよ。高いし。それなら旨いもの喰おうよ。それに、オリジナルもってるしね。うしし」
まだいじめるおいら。
おいら「別に良いって。指輪なんて無くすものでしょう。」
OVICCI「でも、イヤだ~」
おいら「確か、うちのママンも結婚指輪無くしたはず(笑)。」
おいら「まぁ、おいらは無くしたことないけどね。うしし。」
まだまだいじめるおいら。
おいら「他に落としそうなことした記憶ないの?」
OVICCI「ない」
おいら「帰り道にスキップしたとか、ジャンプしたとか、小走りしたとか」
OVICCI「ない。普通に帰ってきた」
おいら「じゃ~、やっぱジムじゃね?」
OVICCI「明日、打ち合わせでしょ?帰り一緒につきあってよ。ジム。」
おいら「ええ!!やだよ~。っていうか、行くとしても電話してから行こうよ。」
OVICCI「外で待っててよ~」
おいら「ええええ!」
OVICCI「あ、明日、会社行く前に朝一でジム寄ろうかな」
おいら「マジで?っていうか、何故電話してから行かない!」
OVICCI「実際、行ってみないと、なんか落ち着かない。」
おいら「まぁ、別にいいんだけど・・・」
普段なら、この時間(1時頃)、Vinoを呑んでウトウトしているはずのOVICCIだが、まったく落ち着きがない。まぁ、そりゃそうか。
おいら「帰りに音楽聴いた?」
OVICCI「(はっ!!)聴いた・・・」(漫画みたいに「ハッ」した顔してた)
おいら「そのズタ袋(会社用カバン)から出したりした?」
OVICCI「うん」
おいら「同じ(ズタ袋の)小さいポケットにいれてた?」
OVICCI「入れてる」
8:2、または7:3くらいの確立でジムにあるんだと思うのだが、一つだけ気になってることがあった。
ジムとかって、帰りに忘れ物がないかどうか、自然にチェックすることが多い。温泉の脱衣所とかと同じだ。それなりに、しっかりしているOVICCIが、それを見逃すだろうか?
もし、落としたとしたら、ロッカーではなく、下駄箱(あるかしらんけど)とか、脱衣所の床とかの可能性が高いと読んでいた。
おいら「う~ん・・・どこら辺でiPod出したの?」
OVICCI「トレスバレスについてから」
おいら「え?こっち着いてから出したの?もう家まですぐやん。」
OVICCI「うん・・・ケンタッキーのあたり。改装工事してた。」
おいら「なるほどね~。」
おいら「とりあえず、探しにいってみるか?」
OVICCI「今から?」
おいら「そう。駅まですぐだし。夜の散歩がてら。」
OVICCI「いや、悪いから、一人で自転車で行ってくる。」
おいら「自転車は駄目。見逃しやすそうだから。それに、1人より2人の方が見つかる可能性が高い。」
ということで、1時過ぎ・・・トレスバレスまで散歩がてらいってみることに。
まぁ、おそらくジムなので、あるとは思っていないが、これまでの人生意外なことが起こったりする。
7:3と思って、完全に7に頼っていたら、意外なことに3の方で、後の祭り・・・なんてことは、これまでいくらでもあった。
そんなとき後悔しないように、消去法ではないが、できることはやっておく・・・というのが、たかだか40年の人生で得た経験だ。
おいら「下だけみてちゃ駄目だよ?上もね。」
おいら「たまに手袋とかマフラーとかブロック塀の上においてあったりするやん。」
OVICCI「でも、ここでは流石に落としてないよ・・・。」
おいら「確かに(笑)。でも、万が一がある!なめるなよ、人生!」
おいら「おいらが上で、OVICCIが下ね。」
OVICCIが帰ってきたルートをきっちりとたどる。不謹慎だが、なんか楽しかったりする。
おいら「巾着には他に何が入ってるの?」
OVICCI「フェルミンからもらったネックレス。」
おいら「あ~、あの羅針盤のやつ?あれは原価100円くらいだし、すぐ作れるからいいよ。」
会社のロゴを決めた時に、なんとなく、ロゴと同じ羅針盤の首輪が欲しくなって、ネットでチャーム(だっけ?)を探して自作したことがあり、2つ買ったので1つをOVICCIにあげたのだ。
道路だけでなく、段ボールのゴミ箱とか、看板の裏とか見ながらゆっくり歩き、ついにOVICCIがiPadを出したケンタッキーに辿り着いた。
おいら「やっぱり、ないね~。まぁ、そうでしょうな。」
おいら「見つからない前提で来てるから、あったら逆に怖いんだけどね。困るというか。」
OVICCI「困る?」
おいら「OVICCIが、うっかりハチベエなやつってことが証明されてしまうじゃん。」
OVICCI「・・・・(笑)」
OVICCI「もしかしたら、駅か駅の階段だったかもしれない。iPodだしたの。」
おいら「駅って、トレスバレスの駅?もうシャッターしまってるんやない?」
おいら「まぁ、ここまできたら駅までいってみるってもんかね。」
信号待ち。駅の入り口は道路を挟んで反対側にある。
信号が青になった途端、小走りに走るOVICCI。
OVICCI「あった!」
おいら「マジっすか!!本当にそれ?」
OVICCI「うん。この巾着。」
確かに、見覚えがある、お茶のおまけの巾着だ。
おいら「すげ~な。よくあそこから気づいたな。流石、裸眼2.0。」
踏まれまくたのか、湿った巾着をまさぐるOVICCI。
OVICCI「ない!!」
おいら「え?ないって?」
OVICCI「指輪だけがない!!!」
おいら「マジで~!人の結婚指輪なんて、誰もいらんだろう・・・」
巾着に残っていたのは、無くなっても困らない方の「フェルミン自作首輪」の方。神様、なかなか茶目っ気ある。
まさかに次ぐ、まさかの展開だが、巾着が落ちていた周りを二人で、必死に探す。コンタクトを落としたときのような感じだ。
またもや急に小走りを始めたOVICCI。
OVICCI「あった~~~!!!!」
探し初めて3分もしないうちに、OVICCI、指輪発見。
縁石のところの水たまりみたいなところに光るモノに気づいたらしい。おいらは少し前に、同じ場所を探していたのだが・・・。やはり恐るべし裸眼2.0!うらやましすぎる。
目にはうっすら涙のOVICCI。
それを見て、いじめたことをちょっとだけ・・・ほんのちょっとだけ反省したり、しなかったり。
OVICCI「あった~~!あった~!!指輪があった~~!!!すご~~い!!!」
喜びまくるOVICCIの後ろで、「クララが立った~」と言いそうになって辞めた。
行きと違って、ルンルンなOVICCI。おいらの方はというと「マジでか・・・マジで落ちてたか・・・」と、なんとも奇妙な感覚に襲われる。自分の予測は当たっていたが、本当に人生ってこんなもんなんだな~としみじみ思ってしまった。
帰り道は、いかにおいらがすごいかということを、OVICCIにアピール。今後のためだ。
おいら「ほら~!やっぱ今年の大吉男はすごいだろ!」
もう、今となっては人生半分神頼みなので、新年最初のおみくじの結果(地元の神社)は心から信じることにしている。で、今年は久しぶりの「大吉」だったので、そにか良いことあると「ほら、大吉男きました~!!」とOVICCIに自慢している。
おいら「そして、なんともすばらしい推理!褒めろ!おいらを褒めるんだ!OVICCI!」
おいら「見た目はオッサン!頭脳もオッサン!その名もフェルミン様だ!」
おいら「ということで、新しく買う予定だった指輪代分のVino奢りな。奢り。スペイン料理でもいいぞ。」
喜びまくってる今のOVICCIは、もう何でもOK状態。
今年一年は、OVICCIから尊敬してもらえそうだ。そして、しばらくからかって遊べそうだ。
流石、大吉男だよ。
今日の写真
おいらの指輪は、いつも釈迦如来に守ってもらってる。
ほとんどスープパスタ。